FP事務所のんだら舎/行政書士新山文敏事務所 ブログ通信

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2017年度 行政書士試験 記述式問題を振り返る【行政法】

昨日の試験を受験された方、本当にお疲れ様でした。

あちこちの資格学校などで、模範解答などが公表されてますね。

『のんだら舎』も、本日は【記述式】の模範解答について触れてみたいと思います……が、それだけでは何ら予備校の視点とは変わらず、面白みがありません。

あくまで『受験生の立場』で、一切の虚飾を排した視点から、3回に渡って分析してみます。

正誤を求める企画ではないことを予めご了承ください。

 

今回は行政法です。

尚、皆様が気になっている『何点ぐらいもらえるかなぁ』的な得点見込みの判断も書き込んでみたいと思います。あくまで個人的見解ですので、間違っていたとしても一切責任は負えませんが(^_^;)。

 

※試験問題は著作権の関係上、アップできませんので、自身のお持ちになっている問題をご用意されて確認ください。

 

【問題44】行政法 

のんだら舎eye ☛ 解き易さ:容易 難易度:比較的易 

資格学校によっては比較的難しいと分析されているようですが、記述する事はさほど困難ではないと思います。

『どのような立場でA市が提起したものであるとされ』

『どのような理由で』

『どのような判決がなされるべきことになるか』

この3つを答えればいいことになります。

結論的には『宝塚パチンコ条例』の判例なので、それを知っていればそのまま書いてはい終わり・・・なのですが、それと気がつかなくても(気づくと思いますが(^_^;))、『どのような判決がなされるべきことになるのか?』という訊き方で、我々は裁判官でもないので、そんなこと答案用紙上で勝手に判断できないところから、もう決まった内容しかないわけです。

そうなると「きっと言い分は通らないんだな」と、気付くはずです。

とすれば、『棄却』『却下』に絞られるわけです。

しかし『棄却』が入るとしたなら、理由の部分が曖昧なはずという感覚は勉強していれば気付くはずです。そうなると、『却下』かなぁ・・・。

 

ではなぜ『却下』なのか?

それはピンとくるはずです。つまりは『法律上の争訟』にはあたらないから。

 

ではなぜ『法律上の争訟に当たらない』のか?

高度な政治性が・・・などと意味不明な方向性の誤った幻覚が、本番で緊張しているとでてくるのが人情ですが、冷静になれば、一言で『行政機関がする訴えだから』ということです。

これらを組み合わせて、下書き。

 

行政機関の立場で提起されたものとされ (18文字)

法律上の争訟ではないという理由で (16文字)

却下判決がなされるべきことになる。(17文字) ありゃ~!削ろう(^_^;)。

 

【私の現場レベルでの解答】

行政機関の立場からの提起で (13文字)

法律上の争訟ではないという理由で (16文字)

却下判決がなされるべき。 (12文字) (総:41文字)

 

まあこれで、10~12点はもらえたかなσ(´┰`=)…さあ次行こう…

そんな感じですかね。

ちょっとワザとらしく間違えた風に書いてみましたが、大方の受験生はこんな感じで記述したと思います。

難しくない、と主張する理由は、意味がわからなくても、こんな感じで適当(笑)に考えが巡ってきそうなものだからです。

 

【想定される模範解答】

【8点】専ら行政権の主体として提起したもので、 (19文字)

【6点】法律上の争訟に当たらないため、 (15文字)

【6点】却下判決がなされる。 (10文字) (総:44文字)

 

そのまま、『宝塚パチンコ店規制条例事件』の判例ですが、こう書けなくても、コアワードがあっていれば、点は入ると思います。

 

ただ怖いのは、主語が違うと『0点』という採点方式だった場合に、私の現場レベル記述の『行政機関』は正解とは言い難いので、0点…という虐殺採点になるかどうか。

恐らくそれは、択一の集計の出来不出来で決定されると思います。

 

明日は民法です。

 

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合格を確信しつつ、埼玉会場から帰路に着く受験生のイメージ。