今日はよもや話です。
2017年8月10日、さいたま市北区と上尾市を結ぶ約500m、道路とその一部『吉野橋』がいよいよ開通いたしました。
橋ができるできる・・・と噂されていたのが、まだ自分が小学校1年生、7歳の時の話ですから、その私が42歳の今(笑)ということは、たった500mばかりに、構想から何年かかったんだよ・・・という話です(^_^;)。
赤丸で囲んだところが今回完成した道路と橋になります。
ご覧頂ければお気づきでしょうが、「東西の道路が分断されていた」のです。
つまり、今までは国道17号線(中山道)から東側へ出る、あるいは、第二産業道路(県道さいたま菖蒲線)から西側、へ出るには『愛宕交差点』を必ず通る必要があったのです。
しかし、この愛宕交差点、上尾市内で唯一、西は川越市、東は蓮田市と繋がっている為、交通量が半端ではないのです。そのため渋滞は日常茶飯事、一般道から国道に合流する道路の右折レーンを2つ作って車を捌いても、ピーク時には【通り抜け10分】と嫌味を言われるような状態です。もちろん埼玉県内のラジオのトラフィック情報では、『愛宕交差点で1キロ』というアナウンスは、県民なら誰でも知っているほどです。
話を戻しますと、ドライバー心理としては国道17号線と県道さいたま菖蒲線を行き来する際、この愛宕交差点を避けようとするのが人情というもの。
というわけで、前記紹介の地図の赤線が抜け道となっていました。
この抜け道、実は『住宅街』なんです。
住宅街ですから、車の通行など予想もしてない車線のない道路です。
そこを、大型車やバスが次々通って行くのです。
危険極まりない状態なのです。
しかも住宅外に車の通行をあてにした『コンビニ』まで乱立している始末。
無秩序状態が続いていました。
グーグルマップより。
この車線のない道路に面したコンビニにいったい何台の車が止まっているのか(;゚Д゚)!
もはや危険を通り越した『抜け道』になっていました。
今回この500m開通がいかに画期的なのかお判りいただけると思います。
時間にして、従来に比べ東西5分は短縮されているはずです。
カーナビが適応になれば、案内をこの吉野橋へ誘導するはずで、徐々にこの抜け道を利用する車もなくなり、おそらくほとんど車の通らない静かな住宅街の道路に変わるはずです。
そうなれば、このコンビニも時間の問題だと思います。
それを見越してか、吉野橋の通り(しらかば通り)にコンビニが建設中です。
移転するのかもしれません。
ということは、画像のコンビニで事を済ませている、私は買い物難民になるということなので、車の危険からは解消されても、帯に短しなんとやら・・・ですね。