FP事務所のんだら舎のブログ

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(私のような)いい人必見。あなたもこうして騙される!

2017年度、最初の投稿になります。

最初ということで、さて、保険の話題にしようか?相続の話にしようか?・・・などと投稿する内容を思案しつつ、朝食を食べていると、高齢者の詐欺のニュースがTVから流れる。

 

「なんであんなのに騙されるんだろう?」

 

認知症だとか、そういった点も否定はしませんが、大体はあなたの「善意」につけこんでくるのです。

 

たとえば、あなたが親切な紳士に、色々と日頃お世話になったとしましょう。

日頃のお礼にと、紳士に「幾らかお支払いしますよ・・・なんなりと金額を言ってくださいな」とあなたが言いました。

紳士が「じゃあ50万円ほどくださいな」と言ってきた場合、その親切の度合いが20万円程度の価値しかなかったら。

 

「50万円なんて高すぎる」とは言える人は、おそらく最初から、「幾らかお支払いしますよ」なんて言葉を紳士にかけていないでしょう。

 

おそらくは、50万円払ってから紳士が「あんな人だとは思いもしなかった」と口角泡飛ばし、知人に愚痴をこぼしているのが関の山です。

 

ここで日頃から、紳士が『悪態』をついている人だとしましょう。

そんな人には、よほどのことがない限り、他人であれば、お世話になることはないと思います。

 

回りくどく書きましたが、つまりは

 

『本当の悪人は、善人の振る舞いをしてやってくる』のが相場なのです。

だから騙されるのです。

人の善意、断れないあなたの性癖を見抜いてやってくるのです。

 

悪人ではないにしろこの「断りづらさ」を最大限に利用し、ビジネスに活かしたのが、「生命保険の募集」でしょう。頷いて下さると思います。

 

必要もない墓を2区画も購入した・・・

「お坊さんがいい人だったから」。

誰が悪態つきながらお墓の区画を売る人がいますか?

 

高齢者を狙うビジネスには「親切」が必ずつきまといます。

良くも悪くもです。

 

高齢者だけじゃなく身近にだって、あります。

行政書士が、同業の女性にチヤホヤされる。善意でいろいろ相談にのる。

ところが、女性はその行政書士からノウハウが盗めないと見るやいなや、ストーカー呼ばわりで去っていく・・・そんなケースまであるのです(・・・Σ(゚д゚;)私)。

 

それは半分ギャグとしても、私のようにいい人な「あなた」、善意を利用され被害に遭われませんことをお祈り申し上げ致します。

 

次回は、ちゃんと保険のお話を書き込みます(^_^;)。

 

埼玉上尾 行政書士新山文敏事務所/FP事務所のんだら舎

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