YAHOOブログ 2016/3/27投稿
『損をする悲しみは、得をする喜びの2倍以上』
「行動経済学」の分野で言われます。
主に投資の世界でそれは顕著なのですが、そこまでいかなくても、私の場合では好きな人に告白して、また振られたら…などと枚挙に遑がありません(意味不明)。
閑話休題。
例えば100万円の投資資金があるとします。
A銘柄とB銘柄にそれぞれ50万円ずつ投資しました。
A銘柄はその後、値上がりして60万円に、
B銘柄はその後、値下がりして40万円になりました。
ここで以下のうちどちらかの行動をとってください。
①A銘柄売却、B銘柄継続保有。
利益を確定させ、損している方の回復を待つ。
②B銘柄売却、A銘柄継続保有。
さらなる利益を目指し、損した銘柄をさっさと売る。
このような場合、多くの人が①を択ぶと言われています。
つまり、現状置かれている損得で、もう銘柄の分析などどうでも良くなってしまい、無意識に利益確定による損失回避と、「損切り」の先伸ばしを図ってしまうということ。
②を選択すると、損失は確定されますが、値が戻ることによっての利益は永遠に失われます。これを私たちは避ける傾向にあるというのです。
もしB銘柄売却後、値段が戻って、損がない状態になったら…。
ここで人間は、後悔します。
そして、その後悔を回避したがります。
これが『後悔の回避』なのです。
まあ私は人生で余計なことをして、何度後悔してきたことか・・・(やはり意味不明)。